ダイニングカウンターが暮らしの中心。 2世帯がギャラリーで出会う家 「集う家」 ※ 画像をタップして拡大 STORY この住宅のストーリー 住まいづくりへのきっかけや実際の暮らし心地などお客様の家づくりへの想いを紹介しています。 VIEW MORE
建築士コメント
仕事柄、ご主人世帯とお母様とでは生活のサイクルが違うため、互いに気を使わずに生活でき、それでいて互いを思いやれる空間を作ることが最優先事項。
二世帯で共有するスペースは玄関とバスルームだけで、1階にお母様、2階にご主人一家が暮らすスペースになっています。
ご主人世帯で特徴的なのは、大きなカウンターキッチンです。
キッチンの床がダイニング側に比べて40センチ下がっており、カウンターに座った家族とキッチンに立つ奥様の目線がぴったり合うのだとか。
そのおかげで毎日の食事はもちろん、小学生の長女の宿題、来客へのもてなし、食後の団欒も全てここが中心。カウンター越しというほどよい距離感が心地いいのだそうです。
カウンターで使っている長椅子は実はボックス型になっていて、座面である蓋を開けると収納が可能。
またこの長椅子は可動式なので、大人数の来客があった場合はリビング側に並べ替えて座卓にすることもあるのだとか。
暮らしのシーンによってフレキシブルにアレンジできるこのアイデアが、ご家族のお気に入りです。またキッチンの窓から広島市内の景色が一望でき、特に夕日が落ちていく時間は家事の手を止めて眺めてしまうほど。
奥様の癒しになっているようです。
建築士 迫谷 敏博