35坪の狭小地、中庭がつくる開放感

「風光の箱」

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建築士コメント

流行や一般論にとらわれることなく、住まい手の価値観やライフスタイル、お人柄を素直に表現できた住宅だと思います。35坪の狭小地に目一杯建っている印象ですが、3坪の中庭を設け、そこから光や風を取り入れ、空や山の眺望など外との繋がりを感じながら生活できる住宅としています。また、中庭を通じてお互いを感じながら生活できます。そして2階リビングのワンルームも、ニーズによって仕切って使えるように、柔軟性のあるプランにしてあります。最近の住宅は設備や性能にばかりにとらわれがちですが、生活していくうえで必要な『人肌感覚』にこだわり、良い意味での『アナログ感』を実現できた家だと思います。

建築士 迫谷 敏博

建築概要

建設地 / 山口県玖珂郡
延べ床面積 / 114.10㎡
竣工日 / 2009年6月
建築面積 / 57.05㎡
中庭
パティオ
プライバシー重視
2階リビング
狭小地
受賞作品
見学可能

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